二十四節気は寒露(かんろ)。
そして七十二候は
第五十候「菊花開(きくのはなひらく) 」
新暦10月13日~10月17日 頃
菊の花が咲きはじめる
伊勢神宮では五穀豊穣に感謝する
神嘗祭が行われます。
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菊は旬の花です。
菊は秋を代表する花であり
菊の花の咲く時期の晴天を
「菊晴れ」というそうです。
(花言葉は高貴・生命力・貞操など)
この時期
旧暦9月9日の「重陽の節句」は
ちょうど菊の花の盛りの頃。
(今年は10月25日が旧暦9月9日)
別名「菊の節句」とも言われ
菊の花を浮かべた菊花酒を飲み
長寿と無病息災を願う風習がありました。
また、重陽の日に
摘んだ菊の花を乾かして袋に詰めた
「菊枕」で眠ると・・・
菊の香り漂う寝心地に
夢に愛しい人が現れる
邪気を払うという言い伝えがあり
女性から男性に贈られたそうです。
後鳥羽上皇は、殊の外
菊の花を好み
自らの印として愛用しました。
後の天皇が慣例として用いり
「菊紋」はやがて天皇家の家紋になりました。
そして「菊の花」と言うと
「仏花」のイメージですが
これは西洋の「菊は墓参の花」
という習慣が日本に入ってきたためです。
そのため
病気見舞いに菊の花を贈ることは
日本でもタブーになりました。
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もう一つの旬の栗!
栗はフルーツの中では堅果
(皮がかたく、種を食用とするフルーツ)
に分類され
一般にはナッツとされています。
その歴史はとても古く
縄文時代の遺跡から
数多くの栗が出土されたことから
9千年程前から野生の栗を
採集していたと言われています。
戦国時代には
栗の実を乾燥して臼でつき
殻と渋皮を取り除いて
保存食として用いられてきた
「かち栗」を兵士に持たせていました。
それは
「かち栗」の栄養価の高さや
臼で搗く(つく)の古語
「かつ」と「勝ち」をかけた
縁起の良さから士気を高めるためであったそうです。
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
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