《啓の意味》
二十四節気は『啓蟄』
3月6日、二十四節気は
『啓蟄』になりました。
土の中で縮こまっていた虫が
穴を開いて(啓いて)
動き出す日のことです。
『啓』は「ひらく」
『蟄』は「こもる」
の意味です。
手紙の冒頭の『拝啓』の『啓』
これも謹んで申し上げ
これから文章を「ひらく」
という意味があります。
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七十二候は『蟄虫啓戸』
(すごもりむしとをひらく)
冬ごもりをしていた虫が目覚める頃
2023年3月6日~3月10日
七十二候(しちじゅうにこう)は
移ろう細やかな季節です。
約5日ごとの自然の変化を知ることで
きめ細かな季節の移り変わりを
感じることができます。
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『啓戸』とは「戸を啓く」の意味。
冬の間に土の中にいた虫たちが
「戸」つまり穴を開いて
顔を出す頃という意味です。
虫と言っても、昆虫だけでなく
蛇や蛙、とかげなど
土にひそんで冬を過ごしていた
様々な生き物のことも表します。
それは人間も同じで
「さぁ〜始めるぞ!」と
一歩前に進むということ!
何かを始めるのに
良いタイミングです。
日本には
たくさんのスタートの日があり
何度でも仕切り直しができます。
4月スタートが多い日本
世界的にも珍しい様ですが
それは
国の会計年度に合わせたから
だそうです。
世界基準にしようという
動きもあるそうですが
草木が芽吹き、花が咲く
春という季節は
新しいはじまりを予感させます。
なので個人的には
4月スタートは良いな♡と思います。
その4月に向けて
3月にしっかりと
準備することが大事です。
新しい環境は
緊張もし、ストレスも増えます。
3月中に自分と家を整えることで
それらを軽減できます。
土の中から出てくる虫たちのように
これから文章を書き始めるように
芽吹く草木のように
私も一歩前へ出ようと思います。
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
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