【こよみすと】~旬を考える

先日は「重陽の節句」でした。
「菊の節句」「栗の節句」ともいわれます。

 

旧暦では菊の花が咲く季節だから
「菊の節句」

 

秋の収穫祭とも結びつきがあり
秋の行事食「栗ご飯」を食べる風習があるので
「栗の節句」

 

それは季節のもの、ですね・・・
季節のもの=「旬」

 

ではなぜ旬」というのでしょうか?

 

「旬」の成り立ちには諸説ありますが

 

「日」は太陽を表し
古代の人々にとって年・月・週などを
数える基準とされていました。

 

「勹」
「人が腕をぐるりと回している様子」を表し
この2つを組み合わせて
「一ヶ月を一回りする日数」
「日数の目安」になる漢字になったそうです。

 

当時、十日間ごとに日数を分けて目安にすることが多かったため
「旬=十日、十日間」の意味になりました。

 

ほかに「勹」「龍の長い尾」を表すという説もあります。
この説では、月の目安になっていた十日間を司る神様が
「龍」だと考えられたため
「旬=十日、十日間」になったといわれています。

 

*****

日本では毎旬1日・11日・21日)に
天皇が宴を催すようになり
これを「旬(シュン)」と呼ぶようになりました。

 

平安時代にこの儀式は41日と101日だけになり
ここで季節の贈り物をしたことから
「最盛の時期、最も味のよい時期」を表すようになったのです。

*****

 

今では「旬」
旬の食材は、お手頃価格
旬の食材は、栄養がたくさん
旬の食材は、季節を運んでくれる

暑い夏には
熱を冷ます作用のある緑黄野菜。

寒い冬には
体を温める作用のある根菜類。

等々、体にも良いことがあります。

 

そして食べ物の他に
「事を行うのに最も適した時期」という意味もあります。
例えば「紅葉狩りの旬」などもそうです。

 

季節を感じること。
これが一番大切なのかもしれません。

 

旬の食材を食べ、四季の移り変わりを感じる。
それを感じられることが「旬」

 

そして旬を生活に取り入れることで
豊かな生活、開運に繋がります。

 

それをお伝えするのが
『こよみすと』のお仕事 (^-^)
これからも季節の移り変わりをお伝えして行きます (^_−)−☆

 

 

 

最後までお読みくださりありがとうございます。

私は建築屋さんで『こよみすと』です。
『こよみすと』とは
吉方位への旅行、散歩のご提案
旬の食べ物、植物、動物のご紹介
他、季節の移り変わりをお伝えしています。

そして、あなたの運気、性格判断
気になる方との相性診断も致します。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP