先日は「重陽の節句」でした。
「菊の節句」「栗の節句」ともいわれます。
旧暦では菊の花が咲く季節だから
「菊の節句」
秋の収穫祭とも結びつきがあり
秋の行事食「栗ご飯」を食べる風習があるので
「栗の節句」
それは季節のもの、ですね・・・
季節のもの=「旬」
ではなぜ「旬」というのでしょうか?
「旬」の成り立ちには諸説ありますが
「日」は太陽を表し
古代の人々にとって年・月・週などを
数える基準とされていました。
「勹」は
「人が腕をぐるりと回している様子」を表し
この2つを組み合わせて
「一ヶ月を一回りする日数」
「日数の目安」になる漢字になったそうです。
当時、十日間ごとに日数を分けて目安にすることが多かったため
「旬=十日、十日間」の意味になりました。
ほかに「勹」は「龍の長い尾」を表すという説もあります。
この説では、月の目安になっていた十日間を司る神様が
「龍」だと考えられたため
「旬=十日、十日間」になったといわれています。
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日本では毎旬(1日・11日・21日)に
天皇が宴を催すようになり
これを「旬(シュン)」と呼ぶようになりました。
平安時代にこの儀式は4月1日と10月1日だけになり
ここで季節の贈り物をしたことから
「最盛の時期、最も味のよい時期」を表すようになったのです。
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今では「旬」は
旬の食材は、お手頃価格
旬の食材は、栄養がたくさん
旬の食材は、季節を運んでくれる
暑い夏には
熱を冷ます作用のある緑黄野菜。
寒い冬には
体を温める作用のある根菜類。
等々、体にも良いことがあります。
そして食べ物の他に
「事を行うのに最も適した時期」という意味もあります。
例えば「紅葉狩りの旬」などもそうです。
季節を感じること。
これが一番大切なのかもしれません。
旬の食材を食べ、四季の移り変わりを感じる。
それを感じられることが「旬」
そして旬を生活に取り入れることで
豊かな生活、開運に繋がります。
それをお伝えするのが
『こよみすと』のお仕事 (^-^)
これからも季節の移り変わりをお伝えして行きます (^_−)−☆
最後までお読みくださりありがとうございます。
私は建築屋さんで『こよみすと』です。
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