9月29日は招き猫の日
日付は「くる(9)ふ(2)く(9)」
(来る福)と読む語呂合わせから (^-^)
招き猫の魅力をアピールし
多くの人に福を招いてもらうことが目的だそうです。
この日を中心に
三重県・伊勢の
「おかげ横丁」の「来る福招き猫まつり」など
全国各地で記念行事が開催されています。
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招き猫の伝説
〜「豪徳寺」の起源説〜
江戸時代1650年代の末頃
当時貧乏寺だった「弘徳寺」の住職は
一匹の猫をとても可愛がっておりました。
ある夏の日
門前に鷹狩り帰りの武将の一向が訪れ
「寺の前を通ったら猫が
仕切りに手を挙げて招くので訪ねてみた。
鷹狩り帰りで疲れているし
しばらく休憩させてくれ。」
と言われます。
そこで住職は一向を奥へ通して
渋茶などをふるまっていると
空が突然暗くなり激しい夕立になりました。
そこで、一向は外に出られなくなり
住職は一向に説法を聞かせます。
それに感激した武将が
実は自分は彦根の城主井伊掃部頭直孝であると
素性をあきらかにし
「猫に招かれ、雨にも打たれず
ありがたい説法を聞く事もできた。
これも何かの縁、今後ともよろしく頼む」
と以降井伊家の菩提所ととなり
その法名から「豪徳寺」と改称し栄えたのです。
これもみな
武将を招き入れてくれた猫のお陰と
住職はその猫の没後、墓を建て手厚く葬り
後にこの猫をモデルにして
「招福猫児(まねぎねこ)」という名前の人形を作り
それに願掛けすると吉が舞い込むと言い習わしたそうです。
これが現代の招き猫の元祖です。
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招き猫は
前足で人を招く形をした、猫の置物!
猫は農作物や蚕を食べるネズミを駆除するため
古くは養蚕の縁起物でもあったそうです。
養蚕が衰退してからは
商売繁盛の縁起物とされています。
縁起物の招き猫には
右手をあげた猫と左手をあげた猫の二種類があります。
「右手」はお金や福を呼び!
「左手」はお客様などの人を招く!
1997年(平成9年)春頃から
「右手」の注文が増え始め
従来の「右1:左9」の比率が
「右7:左3」になっているそうです。
*全国一の生産地・愛知県常滑市の業者による。
招き猫発祥の地との説がある
東京・世田谷の豪徳寺でも同じ傾向だそうです。
招き猫の伝説から私は
直接的なお金でなく
人を招く左手をあげた猫ちゃんを選ぼうと思います。
と、いいながら・・・・
我が家の玄関にいらっしゃる猫ちゃんは
両手あげています(笑)
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
私は建築屋で『こよみすと』です。
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