【秋分次候】 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)~

二十四節気は「秋分」

 

七十二候は
第四十七候「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」 
新暦928日~102日 頃
虫が隠れて土の穴を塞ぎ、巣ごもりの準備を始める。

 

晩秋を迎えると
いよいよ虫たちは冬に備えて
巣穴を掘り、巣穴の入り口を閉ざし
冬眠に入ります。

 

そして、春になれば閉ざした巣穴をこじ開け
巣穴から地表へ這い出てきます。

 

それが、二十四節気の「啓蟄」
七十二候の第七候「蟄虫啓戸」になります。

 

「蟄虫啓戸」(すごもりむしとをひらく)
「冬籠りしていた虫が這い出て来る頃」

 

上記のように二十四節気、七十二候は
季節ごとの鳥や虫、植物、天候などの様子が72の時候の名前になり
5日ごとの自然の変化を知ることで
きめ細かな季節の移り変わりを感じることができます。

ちなみに気候という言葉は
二十四節気の”気”と七十二候の”候”から生まれたものです。

 

 

旬は

◯植物
里芋(さといも)
紫苑(しおん)

◯魚
さんま

 

 

101日は中秋の名月です。
旧暦815日の満月。

 

この時期の満月には
里芋の収穫への感謝を祈ります。
そのことから「芋名月」ともいわれます。

 

芋茎(ずいき)祭りは収穫感謝の祭り。
全国各地で芋煮会も催されます。

 

このあとにやってくる
旧暦813日の「十三夜」と合わせてお月見をしたいですね。

 

十五夜の月を見て
十三夜の月を見ないのは
片見月として忌み嫌われました。

 

紫苑(しおん)は
別名「十五夜花」とも呼ばれます。

 

 

最後までお読みくださり
ありがとうございます。

 

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