七十二候は第四十七候
蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
虫が隠れて土の穴を塞ぎ
巣ごもりの準備を始める頃です。
2023年9月28日〜10月2日
七十二候(しちじゅうにこう)は
移ろう細やかな季節です。
約5日ごとの
自然の変化を知ることで
きめ細かな季節の移り変わりを
感じることができます。
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秋の風情を感じ
外で活動していた虫たちは
寒さの到来を感じて
冬ごもりの支度を始める頃になりました。
今回の候は、啓蟄の初候
「蟄虫啓戸
(すごもりむしとをひらく) 」
と対になっています。
この時期の旬は・・・
里芋(さといも)
日本では縄文時代から栽培され
江戸時代までは
芋の主役だったといわれています。
紫苑(しおん)
別名「十五夜花」とも呼ばれます。
(花言葉は追憶・君を忘れない)
さんま
「秋刀魚が出ると按摩が引っ込む」
ということわざがあります。
栄養価の高い秋のさんまを食べると
健康を損なうものが減ったという
いい伝えからです。
中秋の名月
旧暦8月15日の満月。
里芋の収穫時期「芋名月」。
芋茎(ずいき)祭りは収穫感謝の祭があり
全国各地で芋煮会も催されます。
今年の十五夜は
9月29日に満月と重なりました。
次回重なるのは2030年だそうです。
9月29日 18:58 の十五夜
ジャスト満月です。
この時期の満月には
里芋の収穫への感謝を祈ります。
そのことから「芋名月」と
言われます。
このあとにやってくる
旧暦9月13日の「十三夜」
昔は十五夜と十三夜を同じ庭で
見る風習があったようです 。
十五夜の月を見て
十三夜の月を見ないのは
片見月として忌み嫌われました。
今年の十三夜は10月27日です。
七十二候をもとに
季節の旬、風物詩を楽しみ
自然の流れに沿って暮らせたら
心穏やかに心豊かになれそうです。
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
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開運と住まいの専門家
『こよみすと』辻佳子
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