【清明・・・鴻雁北】

七十二候は第十四候
鴻雁北(こうがんかえる)

 

暖かくなり雁が北国に渡っていく頃です。

 

2023年4月10日~4月14日

 

七十二候(しちじゅうにこう)は
移ろう細やかな季節です。

約5日ごとの自然の変化を知ることで
きめ細かな季節の移り変わりを
感じることができます。

 

*********

 

ツバメの渡来と入れ替わりに
冬を日本で過ごした雁が
北のシベリアへと帰っていきます。

 

鴻雁とは
渡り鳥の「がん」のことですが

 

「鴻」は「ひしくい」と読み
大型のがんを指し
「雁」は小型のがんを指しています。

 

雁は、家紋にも多く使われ
和菓子の「落雁」や
高級茎茶の「雁が音 (かりがね)」
にも結び付きがあることから
古くから日本人に親しまれています。

 


雁の大群の鳴き声を
「雁が音」と呼びます。

 

 

この時期の旬は

 

たらの芽

山菜のひとつで
天ぷらなどにして食します。
 (花言葉は強い態度・他を寄せ付けない) 

 

ほたるいか

竜宮の使者と呼ぶ地域もあります。

腕発光器、皮膚発光器
眼発光器など、身体にいくつもの
発光器がついています。

外敵から身を守るために発光し
真っ暗な海の中で
青白く発光する姿はとても美しく
神秘的な生物として知られています。

 

雁風呂

青森県津軽地方に伝わる風習です。
雁は海面に木片を浮かべて
休憩をする為
木片をくわえて旅をします。

雁が落としていった枝で炊いた風呂。
枝を持ち帰れなかった
亡くなった雁の供養です。

 

 

季節の変化を感じ
旬を味わい
豊かな毎日をお過ごしください ^_^

 

 

最後までお読みくださり
ありがとうございます。

 

人気ブログランキングに参加しました。
ポチッ!と応援お願いします!
     ⬇️        ⬇️

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP