【重陽の節句】

99日は
「重陽(ちょうよう)の節句」。

 

菊の花を飾ったり
菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んだり
不老長寿を願う行事です。

*先日いただいた「菊のなます」です。

 

古来中国には
菊の花からしたたる露が川に落ち
その川の水を飲んだ者が長寿になったという
「菊水伝説」があります。

 

薬効の植物とされてきた菊が
平安時代に日本にも語り継がれ
今でも不老長寿を願い邪気を払う花として定着しています。

 

一番大きい数である9」が重なる99日を
「重陽(ちょうよう)」と呼び
五節句の1つとして親しまれる行事になったのです。

 

◯五節句

17日 
人日の節句(七草の節句)

33日 
上巳の節句(桃の節句)

55日 
端午の節句(菖蒲の節句)

77日 
七夕の節句(笹の節句)

99日 
重陽の節句(菊の節句)

 

*****

私の住む川口市には
その名も九重神社があります。
主祭神 素盞鳴尊 (すさのおのみこと)

 

重陽の節句の日には
それは素晴らしい御朱印を授かれます。

昨年は1時間くらい待ったと思います (^^;;

 

しかし、待合室があり
菊酒を振舞って頂けます♡

 

他にも九重詣でというものや
九福神があったりします (^-^)

 

境内には樹齢5百年以上の
スダジイの大木が2本あります。
御神木です。

 

同じ川口市内といっても
バスで30分終点まで行き
そこから徒歩15分かかります。

 

すぐ近くに安行桜の名所のお寺もあります。
気合い入れて来て頂ければご案内致します (^_−)

*****

 

 

重陽の節句には他にもこんな習わしがあります。

 

◯「大人の雛祭り」

3月に仕舞った雛人形をもう一度飾る「後の雛」
という風習があります。

大切な雛人形を虫干しをして痛みを防ぎ
長持ちさせる習わしです。

大人の女性が
健康や幸せを願って雛人形を飾るため
「大人の雛祭り」とも呼ばれました。

 

◯「被せ綿(きせわた)」

前日に菊に綿を被せて菊の露や香りを含ませ
翌朝その綿で身体を清める風習のこと。

昔は、被せ綿で身体を拭うことで
長生きできるとされていました。

 

 

 

最後までお読みくださりありがとうございます。

私は建築屋さんで『こよみすと』です。
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