【白露次候】鶺鴒鳴(せきれいなく) 

二十四節気は『白露』(はくろ)
大気が冷え、草の葉先にできる玉のことを「白露」といいます。

 

七十二候は 912日~
第四十四候『鶺鴒鳴(せきれいなく)』

 

鶺鴒(せきれい)の声が響きわたる頃。
鶺鴒は水辺を好む鳥のため
川の上流域に行くほど多く見られます。

 

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日本には七十二候(しちじゅうにこう)という72の季節があり

季節ごとの鳥や虫、植物、天候などの様子が72の時候の名前になり
5日ごとの自然の変化を知ることで
きめ細かな季節の移り変わりを感じることができます。

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ちなみに気候という言葉は
二十四節気の”気”と七十二候の”候”から生まれたものです。

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《旬の鳥・鶺鴒(せきれい)》

鶺鴒(せきれい)には「恋教え鳥」という別名があります。
それは、日本神話にも登場し
イザナギとイザナミに男女の交わりを教えたことからとされています。

こうした伝説から
セキレイは古来より結婚の儀に関係が深く
皇室での成婚時に新床の飾りには
セキレイが置かれてきたそうです。

 

《食べ物の旬は梨》
[花言葉は博愛・情愛・慰め]

ゲルマン人は神聖な木として崇拝したそうです。

日本では梨が「無し」に通じるとして屋敷に植えるのを忌み、
縁起言葉で「有りの実」といったそうです。

家の建材に使用して「何もなし(無事)」とし
鬼門に植えて「鬼門無し」とすることもあります。

 

《鮑(あわび)も旬》

日本の食用貝類のうちもっとも高級食材。
海士(あま)漁業 の最重要種でもあるアワビ。

秦の始皇帝に仕え
船団で日本列島に渡ってきたとされる伝説の人物
徐福の目的は不老不死の仙薬を求めてだったとされ
この仙薬こそ日本の海辺の岩礁に数多く生息する
アワビであったとの説があります。

他に「ネコの耳が落ちる」
「肌や目がきれいな子が生まれる」
などの言い伝えもあります。

 

《白粉花(おしろいばな)も旬です》
[花言葉は博愛・情愛・慰め]

夕刻から咲くので、「夕化粧」とも呼ばれ
南米ペルー原産。
日本には、江戸時代に渡来しました。

イギリスでは、夕方咲くので「午後4時」
フランスでは、「夜の美人」と呼ばれています

同じ木の枝から違う色の花が咲き
花の色が毎日変わることから
「ペルーの不思議」と呼ばれています。

 

どうぞ・・・目から
食から秋を楽しんでください (^_−)−☆

 

 

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