9月9日は
「重陽(ちょうよう)の節句」。
菊の花を飾ったり
菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んだり
不老長寿を願う行事です。
*先日いただいた「菊のなます」です。
古来中国には
菊の花からしたたる露が川に落ち
その川の水を飲んだ者が長寿になったという
「菊水伝説」があります。
薬効の植物とされてきた菊が
平安時代に日本にも語り継がれ
今でも不老長寿を願い邪気を払う花として定着しています。
一番大きい数である「9」が重なる9月9日を
「重陽(ちょうよう)」と呼び
五節句の1つとして親しまれる行事になったのです。
◯五節句
1月7日
人日の節句(七草の節句)
3月3日
上巳の節句(桃の節句)
5月5日
端午の節句(菖蒲の節句)
7月7日
七夕の節句(笹の節句)
9月9日
重陽の節句(菊の節句)
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私の住む川口市には
その名も九重神社があります。
主祭神 素盞鳴尊 (すさのおのみこと)
重陽の節句の日には
それは素晴らしい御朱印を授かれます。
昨年は1時間くらい待ったと思います (^^;;
しかし、待合室があり
菊酒を振舞って頂けます♡
他にも九重詣でというものや
九福神があったりします (^-^)
境内には樹齢5百年以上の
スダジイの大木が2本あります。
御神木です。
同じ川口市内といっても
バスで30分終点まで行き
そこから徒歩15分かかります。
すぐ近くに安行桜の名所のお寺もあります。
気合い入れて来て頂ければご案内致します (^_−)
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重陽の節句には他にもこんな習わしがあります。
◯「大人の雛祭り」
3月に仕舞った雛人形をもう一度飾る「後の雛」
という風習があります。
大切な雛人形を虫干しをして痛みを防ぎ
長持ちさせる習わしです。
大人の女性が
健康や幸せを願って雛人形を飾るため
「大人の雛祭り」とも呼ばれました。
◯「被せ綿(きせわた)」
前日に菊に綿を被せて菊の露や香りを含ませ
翌朝その綿で身体を清める風習のこと。
昔は、被せ綿で身体を拭うことで
長生きできるとされていました。
最後までお読みくださりありがとうございます。
私は建築屋さんで『こよみすと』です。
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