【二百二十日】〜農家の三大厄日〜

《忘れられた厄日》

 

今日は「二百二十日」です。

先日の「二百十日」と同じで
風の被害も出やすい時期であるため
農家にとっては警戒すべき厄日!
荒れ日などといわれています。

 

◯農家の三大厄日
「八朔」「二百十日」「二百二十日」

「八朔」は81日のこと
「二百十日」立春から数えて210日目
今年は831
「二百二十日」立春から数えて220日目
今年は910

 

上記の頃は台風が襲来する時期とされて
そのため、昔から農家では災難が起こる
「厄日(やくび)」として警戒されていたそうです。

 

「二百十日」「二百二十日」
台風が襲来することの多い「特異日」ともされていますが

 

実は統計的には必ずしも
「台風の多い日」または「風の強い日」ではないらしいのです。

 

そして「八朔」は今では三大厄日から忘れられてしまったようです。

 

「二百十日」「二百二十日」は立春から数えますが
「八朔」は旧暦の81
新暦にすると、その日が幅広くバラバラになるからだそうです。

ちなみに今年は917日です。

「八朔」「田の実に節句」ともいわれていたそうです。
「田の実」「頼み」と同じ読みから神様に豊作を祈願する日だったそうです。

とても素敵なお節句だったのだと思いました。

 

そしてこの時期に、農家でお世話になっている方々に初穂を贈る風習があり
それが次第に武家や公家に伝わり
恩義のある方に贈り物をするようになったそうです。

*神様への捧げ物が贈り物の起源でもあります。

 

なんだかんだ言っても
この頃には大型の台風が襲来する場合もありますので
十分な警戒が必要です。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございます。

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