【暦日和】〜お盆と盆踊り〜

「お盆」とは仏教用語の
「盂蘭盆会(うらぼんえ)」のこと。

 

祖先の霊を祀る
日本古来の祖霊信仰と
仏教が融合した行事です。

 

本来は旧暦7月15日でしたが
明治の改暦後、多くの地域では
月遅れの8月15日に行われています。

 

13日夕刻の「迎え火(むかえび)」
16日の「送り火(おくりび)」。

 

大がかりな迎え火としては
御招霊などが行われ

 

送り火としては
京都の五山送り火が有名です。

 

また、送り火を川へ送る風習もあり
灯籠流しが行われます。

 

そして「盆踊り」

 

「盆踊り」といえば
日本の夏の風物詩です。

 

私が幼い頃、子供たちが小さい頃は
盆踊りに行くと最後に
お菓子をもらった記憶があります。

 

昨年も今年もコロナの影響で
中止になることが多いですが
オリンピックの閉会式で
「東京音頭」が踊られていました。

 

ちょっと懐かしい感じがしました。

 

寺社の境内などに
老若男女が集まって踊る「盆踊り」

 

現代では公園や学校でも
行われていますが

 

その起源としては
「仏教由来のもの」と
「先祖の霊を供養、もてなすもの」
というものがあります。

 

「仏教由来」については
鎌倉時代に一遍上人がはじめた
”踊り念仏”が元になっています。

 

今でも盆踊りが盛んな土地は
かつて一遍上人が全国行脚した時に
訪れた土地であることが多いです。

 

そして
お盆に帰って来る祖先の霊を
供養・もてなす意味も
込められていますが

 

地獄での受苦を免れた亡者たちが
喜んで踊る状態を
模したともいわれます。

 

来年は楽しい盆踊りが
行われることを祈ります。

 

 

最後までお読みくださり
ありがとうございます。

 

建築会社社長の私・・・
その建築のスキル

 

九星気学、風水を合わせて
より良い住環境
穏やかな生活を目指しています。

 

そして、それは
私自身にだけでなく
皆さんに提供もしています (^O^)/

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