【暦日和】〜松の日〜

《松の日》

 

松の緑が最も輝く季節
ということから

日本の代表的な樹木の松を
いつまでも大切に保護することが
目的で制定されました。

 

日本では古くから
神の宿る神聖な木とされてきました。

冬でも青々とした葉を付けることから
不老長寿の象徴です。

 

おめでたい樹の
「松竹梅」では最上級で

正月に家の門に飾る門松には
年神を家に迎え入れるための
依り代という意味合いがあります。

平安時代には門松を飾る風習が
定着していたと考えられます。

 

昔から松は
中国の医学書で薬効があるとされ
日本でも民間薬として用いられ
その効能は・・・

「松を服すると強壮になり
歯を固め、目や耳をよくし
瘡を治し、久しく服すれば身軽く
不老延年となる」と記されています。

 

現在では
松葉の効能が科学的に分析され
葉緑素、樹脂、酵素、鉄分
ビタミンK・A・Cなどが
含まれていると発表されています。

 

他に松葉の利用法として
精油は松ヤニ、松葉茶、松葉酒
松葉風呂などが挙げられます。

 

神宿る木は長寿の源であり
たくさんの恩恵を私たちに
与えてくれています。

 

最後に松の名前の由来です。

神が木に宿るのを「待つ」
木に宿る神を「祀る」
冬を含めて長いあいだ緑を「保つ」

他にも
葉が「まつ毛」に似ていることから
葉が二股に分かれていることから
「股(また)」

それぞれが転じたとする説があります。

 

 

最後までお読みくださり
ありがとうございます。

 

建築会社社長の私・・・
その建築のスキル
九星気学、風水を合わせて
より良い住環境
穏やかな生活を目指しています。

 

そして、それは
私自身にだけでなく
皆さんに提供もしています (^O^)/

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