《亥の子の祝い》
『こよみすと』のよしりんです♡
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亥の月(旧暦10月)の最初の亥の日
亥の刻に田の神様をお祀りする
『亥の子の祝い』
十二支のひとつ
亥(い・イノシシ)
年を表すのに十二支を使いますが
昔は月、日、時刻、方位に
十二支を使っていました。
『亥の月』は旧暦10月のことで
現代では11月頃。
『亥の日』は年によって違いますが
『亥の刻』は21~23時頃です。
一般的には
11月の最初の『亥の日』を指します。
今年は11月6日(日)です。
しかし
暦には新暦10月の最初の亥の日に
『亥の子餅』と記してありあます。
この『亥の日』には
亥が火に強いことから
こたつ開きや、炉開きをすると
火災を逃れられると言われています。
古代中国発祥の陰陽五行説
*万物は、陰と陽
木、火、土、金、水の五行の要素で
成立しているという思想で
亥は『水』にあたるので
火に強いとされていました。
そのため
『亥の月、亥の日から火を使い始めると安全』
だということです。
この日を祝うようになったのは
古代中国の無病息災を祈る風習
『亥子祝(いのこいわい)』からです。
平安時代に日本に伝わり
初めは宮中行事でしたが
収穫の時期とも重なっていたことから
庶民に収穫祭として広まりました。
多産のイノシシにあやかって
子孫繁栄を願う
意味合いも込められています。
『亥の子餅』ですが、これは
『亥の子の祝い』で食べる習わしです。
亥の子はイノシシの子ども
つまりウリ坊に見立てたお餅。
昔は、その年に収穫された
大豆・小豆・ささげ
ごま・栗・柿・糖の
7種の粉を新米に入れて作ります。
今は、和菓子屋さんなどで
買うことが多いと思います。
この時期にしかないお菓子で
お店によって材料や見た目が違うので
色々見て回るのも楽しいと思います。
亥の月、亥の日、亥の刻に
『亥の子餅』を食べると
病気にならない
という言い伝えもあります。
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
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