七十二候は第二十二候
蚕起食桑(かいこおきてくわをくう)
蚕が桑の葉を食べて育つ
2021年5月21日~5月25日
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『小満』とは
全てのものがしだいに成長して
天地に満ち始める頃・・・
秋にまいた麦の種などが
ちょうど穂をつける時期になり
穂が出始めた麦を見て
「今年は順調に育っている」と
ほっと一安心(少し満足)
したのだそうです。
そこから『小満』と言われるように
なったという説もあります。
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『蚕起食桑
(かいこおきてくわをくう)』とは
卵から孵化した蚕が
盛んに桑の葉を食べ始める頃です。
白い糸を体の周りに
吐き出しながら繭をつむぎ
この繭から美しい絹糸が生まれます。
旧暦4月は
蚕の成長に欠かせない
桑の葉を摘む頃でもあったため
「木の葉採り月」
という名もあります。
蚕は、「一匹」ではなく
「一頭、二頭」と数えます。
蚕は人々の暮らしを支える
大変重要な生き物だったので
牛や馬などと同じく家畜として
扱われてきたためです。
同じ理由から
「おかいこさま」と
呼ぶ地方もあります。
☆旬のメッセージ
☆開運のメッセージ
この期間に
最も強いエネルギーを持つ旬のものは
開運活動に
欠かせないアイテムとなります。
(植物)
桑の葉(くわのは)
絹の元となる蚕の餌となります。
(花言葉は、ともに死のう:実)
空豆(そらまめ)
空に向かって
実がなることからついた名前です。
(花言葉は、憧れ・永遠の楽しみ)
卯の花(うのはな)
別名「空木(うつぎ)」。
幹の中心が空洞になっています。
(花言葉は、古風・風情・秘密)
(魚)
鱚(きす)
その姿から「渚の貴婦人」
「海の貴公子」「ゆかた美人」
「海のアユ」と形容されています。
(動物)
てんとう虫
漢字では「天道虫」
太陽へ向かって飛んでいくことから
「太陽神の天道」が由来とされ
とても縁起のいい虫です。
(行事など)
三社祭り
江戸風情の残る下町浅草が
1年でもっとも活気付く
東京の初夏を代表する
風物詩の一つになっています。
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七十二候(しちじゅうにこう)
季節ごとの鳥や虫、植物、天候などの
様子が72の時候の名前になり
約5日ごとの自然の変化を知ることで
きめ細かな季節の移り変わりを
感じることができます。
ちなみに気候という言葉は
二十四節気の”気”と
七十二候の”候”から
生まれたものです。
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
建築会社社長の私・・・
その建築のスキル
九星気学、風水を合わせて
より良い住環境
穏やかな生活を目指しています。
そして、それは
私自身にだけでなく
皆さんに提供もしています (^O^)/
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