【穀雨・・・葭始生】

二十四節気は《穀雨》

 

二十四節気は太陽の動きをもとに
1年を24分割した暦で
その時候ごとにふさわしい
名前がつけられています。

 

《穀雨》
「種まきや田植えの時期に降る雨」
とされています。

 

この時期の雨は
「百殻春雨(ひゃくこくはるさめ)」
とも呼ばれており

 

あらゆる穀物を潤し育てる
恵の雨と考えられてきました。

 

*********

 

七十二候は第十六候
葭始生(あしはじめてしょうず)

 

水辺の葦が芽を出し始める頃です。

 

2023年4月20日~4月24日  

 

七十二候(しちじゅうにこう)は
移ろう細やかな季節です。

約5日ごとの自然の変化を知ることで
きめ細かな季節の移り変わりを
感じることができます。

 

*********

 

「春眠暁を覚えず」
長い冬を終え
朝の訪れが早まるといわれるのは
この時期のこと。

 

葭は、「葦 / 蘆」とも書き
また「悪(あ)し」に通じることから
「善(よ)し」とも読まれます。

 

これは
日本独自の言霊思想に基づく
忌み言葉のひとつです。

 

葦の茎は
竹同様に中が空洞なので、
軽くて丈夫です。

 

葦簀 (よしず) や葦笛 (あしぶえ)
茅葺き民家の屋根材などとして
古くから様々な形で利用され
人々の暮らしに身近な植物でした。

 

 

この時期の旬は・・・

 

新ごぼう

新ごぼうは別名「夏ごぼう」
とも呼ばれていて
完全に成長しきる前に若採りするので
柔らかくアクが少ないのが特徴です。
(花言葉は私に触れないで・いじめないで・人格者・用心)

 

チューリップ

花も葉もシンプルで美しく
世界中で人気のある球根植物です。
(花言葉は思いやり・名誉・正直など)

 

葦牙(あしかび)

葦牙は葦の新芽のことです。

春に芽吹く葦の若芽は
尖っていてまるで牙のように
見えることから
「葦牙(あしかび)」といわれます。

春の季語として俳句の世界では
親しまれています。

葦の角(あしのつの)
葦の錐(あしのきり)とも呼ばれます。
(花言葉は深い愛情・従順・不謹慎など)

 

鯵(あじ)

「味がいい」から「あじ」。
「鰺」の文字は「参」が旧暦の3月
太陽暦の5月にあたり
この頃がアジの旬だからです。

 

 

季節の変化を感じ
旬を味わい
豊かな毎日をお過ごしください ^_^

 

 

最後までお読みくださり
ありがとうございます。

 

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