【暦日和】〜鰻の効能と土用丑の由来〜

《鰻の効能と土用丑の由来》

 

江戸時代の百科事典
「和漢三才図会」に
鰻の蒲焼きの煙の効能が
記述されています・・・

 

煙が・・・?

 

鰻を焼く煙にて
蚊をいぶせば蚊は水となる。
畳や屋舎の木をいぶせば虫を絶つ。
骨を衣の箱に置けば諸虫を絶つ。

 

と、記載されています。

 

ないですよねぇ~~ (^^;;
虫除けの為に家中蒲焼の匂い>_<
オススメはしません(笑)

 

7月19日から土用に入り
7月28日は土用の丑の日!!

 

土用とは各季節
立春、立夏、立秋、立冬の前
18~19日間のこと

 

丑の日は日付だけでなく
時刻、方角にも用いられる
12日に1回やってくる十二支の丑です。

 

語呂合わせの好きな日本人
丑の日には
「う」が付くものを食べると
病気にならない、夏負けしない
という風習があります。

 

なので・・・
牛でも、うどん、瓜、梅干しでも
うさぎ・・・(ーー;)
でも良いのです(^^;;

 

それが鰻になったのは
平賀源内説が超有名ですが
もう一つ別の話があります。

 

春木屋善兵衛の話です。
江戸時代のグルメマップ
「江戸買い物独り案内」
に紹介されていたそうです。

 

偉い方から旅に持っていく
蒲焼の大量注文があり

 

子の日、丑の日、寅の日に
鰻を焼き土蔵に貯蔵しておいたところ

 

丑の日に焼いた鰻だけ
色合い、風味とも変わらなかったと!
丑の日に焼いた鰻をお納めし
お褒めをいただいたそうです。

 

以来、春木屋は
「土用丑の元祖」の
看板を掲げていた!
そんなお話です。

 

 

最後までお読みくださり
ありがとうございます。

 

建築会社社長の私・・・
その建築のスキル
九星気学、風水を合わせて
より良い住環境
穏やかな生活を目指しています。

 

そして、それは
私自身にだけでなく
皆さんに提供もしています (^O^)/

 

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